高品質液晶への違和感と再生パネルの質

このところ、非正規のiPhone修理店の画面交換において「高品質液晶」というメニューをよく見かけます。

うちのブログをよく見てくださっている方はもうご存知だと思いますが、私たちのようなiPhone修理店の画面交換は、コピーパネルと再生パネルの2種類で成り立っています。

そして、主流なのは品質の低いコピーパネルです。

先人たちがコピーパネルを主流にしてしまったせいで「非正規店で画面交換するとすぐに壊れる」というのが一般認識になってしまっています。

勿論そんなことはないのですが、あまりにも適当な修理をしすぎてきてしまったせいで、そんなデマが一般的な意見になってしまったわけですね。

ですので、以前はほとんど無かったのですが、このところ「“品質の良い”再生パネルも扱っています」というような品質面をウリにする店も増えてきました。

しかし、なぜか分からないのですが、ほとんどの店でこの再生パネルを再生パネルと言わずに違う言葉で表記しているんですね。

1番多かったのが「純正同等画面」。

以前、私のブログでもこれについては触れたのですが、この世にAppleが作っている以外で「純正と同等のフロントパネル」など、存在しておりません。

再生パネルもどんなに液晶面がAppleのオリジナル品だとはいえ、ガラスは張り替えているので純正と同等ではありません。

出来の良い再生パネルであれば、かなりオリジナル品に近いとは思いますが、厳密に言うとやっぱり純正オリジナルには敵わないと思います。

大元のAppleがこの表現についに怒ってしまったようで、この間、再生パネルを「純正と同等のパネル」とか「純正パネル」と表記している修理店へAppleから注意喚起のメールが届いたそうです。


これを受けて各店色々考えたのでしょう。

結果、ほとんどの店が「純正同等画面」から「高品質液晶画面」に表記が変わりました。

しかし、これにも非常に大きな違和感を私自身は持っているんですよね。

高品質液晶?う〜ん・・・。

高品質液晶などと曖昧な言葉にするならば、まだ純正同等画面の方が良かった気がしますね。(嘘だけど)

私から言わせてもらうと、再生パネルが“普通”のパネルでコピーパネルが“低品質”なパネルなわけです。

本来であれば「低品質画面」と「普通の画面」にするのが自然であると思います。

まぁただ、最近気付いたことがあったのですが、例えば、高品質液晶というのは「低品質(コピー)なものよりは高品質」というだけで、もしかすると液晶が純正の再生画面ではないのかもしれない、なと。

こう思ったきっかけがありまして。

私は再生画面の質にこだわりがあるので、知り合った業者がいると再生画面を購入するようにしているんですね。

常により良い卸元を探しているので、最近は特に色々と購入するようにしておりまして。

そこで、あるところから再生パネルと書いてある画面を購入した際に明らかに液晶面が純正のものではないようなパネルが来たんです。

その卸業者は大手修理店にも画面を多数卸している、おそらく日本でも割と大きいところだと思うんですが、こういう会社ですら品質面は一切信用できません。

最初の1回だけがたまたまそうだったのかと思い、その後も何度か時期や機種を変えて購入してみたんですが、いっつもその品質だったんですよね。

一言で言うと「存在感が薄い」。

その画面は今はもう全て処分してしまったので見本をお見せできないことが心苦しいのですが、見た感じが明らかに薄くて、すぐに壊れてしまうような印象を持ちました。

それって、私としては再生画面としてお客様には出せないレベルなんですよね。

それでも、これを「高品質液晶です。」とか「液晶が純正の画面です。」と言い切って出しているところも五万とあります。

再生パネルにも質は色々とありますので、一様にコピーより良いとも限らなかったりします。

少なくとも“耐久性”と言う意味では、もちろん再生画面の方が壊れにくいですが、見た目に関してはコピーの方が出来が良いものもあります。

そう考えると、高品質液晶と謳ってはいても“液晶が純正”とは言っていないので、実際のところは分からないなと思ったんです。

そうすると、まぁ何を信じたらいいのかと疑心暗鬼になってしまうかもしれませんが、私が何を言いたいかというと、「高品質画面」とか「液晶が純正の画面」と言ったって必ずしも良いもの、ましてや本当に再生画面が出てくるとは限らないということです。

品質基準は店によって違いますので、それぞれ品質も違います。

コピーよりは“高品質な画面”だからと言って一様に「純正のものと変わらない品質のものが来る」とは限りませんので、それだけはご存知おくと良いかと思います。

ですので、気になる点があれば、修理前にしっかりと修理店に聞くようにしましょう。

それで誤魔化そうとしたり、訳のわからないことを言ってきたら修理するべきではありません。

うちにもたまに修理した後に色々と聞いてくる方がいるのですが、修理後に修理に関する質問されるのは私たちもハッキリ言って気持ちの良いものではありません。

そもそも疑いの気持ちがある時点で携帯電話の修理など頼むべきではありません。

修理における疑問はしっかりと解消した上で双方同意の元、依頼するようにしましょう。

まぁ疑いだすとキリがないんですけどね。

ですので、そもそも信用性に欠ける店は行かないようにしてください。

私も「私が信用できなければうちには来ないでください。」と言っています。

こんな風に疑いだすともう本当に全部怪しく思えてくるので、信用のおけない店には行かないようにしましょう。

それが自分のためですよ^^

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