iFoneターミナル代表の松島が書いています。
主に経営に関するブログです。
修理研修受講や運営サポート入会の際、判断材料としていただければ幸いです。
ついこの間、懇意にしている業者の方から「8以降のタッチパネルを交換時、消失してしまうTrueToneの機能を復活させることができる機器が入荷するよ〜」という連絡をいただきました。
私としては、非常にビックリ!
しかも、嬉しいビックリ!
iPhone8以降の機種は、コピーパネルに交換、もしくはパネル交換後にTrue Toneを書き換えてあげる工程を取らないと、画面交換後にTrue Toneが消失するという状態になります。
今は減りましたが、後楽園店をオープンした直後は随分「True Toneを復活させられないか?」というお問い合わせを頂いたものです。
今までは元のフロントパネルが無いと、一度消失したTrue Toneというのは再度新しいオリジナル画面に交換しても復活させることはできなかったんですね。
【iPhone8】他店でコピーパネルを取り付けた後、当店で液晶純正パネルに交換する修理をご希望の方へ
True Toneというのは元々取り付けてあるパネルと基盤が紐づいている上、True Toneを司るチップが画面側にあるみたいで、元々のオリジナルに入っている情報を新しい画面に書き換えてあげないと機能が無くなるという仕様のようです。
また、コピーパネルにはTrue Toneを司るチップが入っていないので、そもそも書き込みもできないそうです。
ただ、これは余談ではありますが、一部書き込みのできるコピーパネルも今は存在しているみたいです。
私はコピーパネルへの情熱が皆無なので調べてもいませんが、おそらくただのコピーパネルよりもTrue Toneの書き込みができるコピーパネルは原価が高いのではないかと思うので、うちはこのパネルを仕入れることは今のところありませんが、都内なら使っているところもあるかもしれませんね。
あいつら、いかにコピーパネルとバレないように誤魔化すか、必死ですからね。
(また毒舌スミマセン。笑)
さて、話を元に戻しましょう。
今までは元々のパネルが無いと復活できなかったTrue Toneですが、冒頭でも触れたように、なんと!元のパネルが無くても復活させられる機器を仕入れました。
実際に試してみました。

修復作業後・・・

おぉ〜!!!
復活している。
というか、皆さんはTrue Toneがコントロールセンターから見られるのご存知でしたか?
私は初めて知りました。
念のため、設定から確認してみます。

おぉ〜。あるある。
すげ〜。
ということで、当社技術研修では、消えたTrue Toneを復活させる工程も講習内容に組み込んでいます。
これを教えてくれるところはなかなかレアだと思います!
お楽しみに!