上手い話に乗るべきか、やめるべきか?

私は起業?というか、なんか起業というと大層な話になるので嫌なのですが、この事業を始めたのが27歳のときだったんですね。

今が29歳なので約2年前です。

あと、2ヶ月で2年経ちます。

当初は1人で開業しました。

そして、いつの間にか師匠が仲間になり、後楽園店も出来て今に至ります。

冒頭のように「起業した」というとなんだか大層に感じますが、正直、華やかさのカケラもないです。

超地味に日々を送っています。

私はインスタを積極的に使っているのですが、インスタには情報詐欺?のようなアカウントが溢れていて、結構問題になっていますよね。

ブランド物のバッグや豪華なホテルに滞在する写真なんかを沢山掲載し「これさえやれば絶対儲かる!」「私はこれで自由になりました!」などという上手い話で誘い込み、大金を集める手法です。

しかし、お金を払っても大金を稼げる方法を教えてもらえるわけもなく、そこで始めて「詐欺に遭った」と気付くそうです。

個人的にはこういう上手い話に引っかかってしまうこと自体は責めたり、馬鹿にする気にはなれません。

私も過去に少なからずこういう話に引っかかったことがありますし、それで結構なお金を失いました。

心が弱っていたりすると信じちゃったりするんですよね。

でも、実際に、個人事業ながら事業を起こして店舗を運営している身からすると、商売をするということは基本全く華やかさはなくて、忍耐の日々です。笑

多分9割は辛いことしかないんじゃないかな。

私が地味な業態で、しかも2人という小規模だからというのもあるのかもしれません。

もっともっと大成功して華やかな生活を送っている方も沢山いらっしゃるのかもしれませんが、私個人の話をすると、恐ろしく地味な毎日です。

本当にたまになんですが、同じくらいの年齢の方とお話する機会があるのですが、そんな時に「自分でビジネスをしてるんですか?」「なんのビジネスですか?」と尋ねられることがあります。

でも、私には「ビジネス」という言葉にすごく違和感があって。

「商売」という言葉の方がしっくりくるんですよね。

ビジネスなんていうカッコいいことではなくて、本当に基礎的なことを毎日繰り返しやっているだけだからです。

だから、自分で事業をやっている身からすると、インスタの情報詐欺のような華やかな生活とは無縁なため、上手い話は最初から疑ってかかっているので、今はもう詐欺に引っかかることは無いと思います。

“ビジネス”は地味な上に上手くいかないことの方が圧倒的に多いので、そんな簡単にお金を集められるとなんて到底思えないからです。

しかし、これがまた難しいところもあって。

時々、スポーンと本当に裏のない「上手い話」が転がり込んでくることがあるんですよね。

私の例で言えば後楽園店を開業する話は、上手い話でした。

こんな都内の一等地を、都営アパートの1階とはいえ、信じられない格安で借りることができました。

これには裏は全くありません。

そこで勝負しないのは逆にどうかとも思うし、、、

ただの「上手い話」なのか「裏のある上手い話」なのか、見極めってとても難しいですよね。

そして、ただの上手い話でも、挑戦するには必ず多少のリスクはあります。

商売って結果論なんですよね。

勝てば官軍なので、上手くいった方にスポットが当たります。

人と違うことをしても、上手くいけば「目のつけどころが違う」になるし、上手くいかなければ「ほら見ろ」になります。

だからこそ余計に、それが「ただの上手い話」なのか?「裏のある上手い話」なのか?を見極めるのは難しいんですが。

うちの業態でいくと、iPhone修理のチェーン店がフランチャイズの子を増やすために、盛んに「フランチャイズに加盟しませんか?」と募集しています。

このブログを書くにあたって、いくつか他店が広告に掲載している収益の例を見てみました。

どこも「1日3〜5件で月商120万!」などと非常に魅力的な数字を並べていました。

じゃあ実際はどうなのか?

私の経験をお話ししますが、もちろん私は完全個人で始めたのでフランチャイズと違って広告力が無かったというのもあるのですが、開業1ヶ月目は月商10万もいきませんでしたよ。

2ヶ月目でも30万もいかなかったと思います。

今、あと2ヶ月で開業して丸2年を迎えますが、1日5件修理が入るのは繁忙期の数ヶ月間くらいです。

冬は1日で売り上げ0という日も全然ありますし、何の問い合わせも来客もないことなんて普通にあります。

うちは他の店とは一線を画す運営方法をしているため、その分、理解されず売り上げに繋がらないという側面もままあるのですが、そういったことを差し引いても、そんなフランチャイズの親がいうほど最初から儲けられるのなんてまずないというのが分かるかと思います。

そう思うとインスタの情報商材なんていうのは詐欺の事例の一握りで、多かれ少なかれ詐欺的な上手そうな話なんていうのは、その辺に転がっているのかもしれないですね。

私が開業した頃は、iPhone修理店を開業することに非常に関心の集まっている時期で「少ない資金で始められて大きく儲かる」というので、オススメビジネスの筆頭でした。

私がこの業態を選んだのは父に勧められたからで、世の中で流行のビジネスだということを知らなかったのですが、始めてから色々と調べて知りました。

私が小さいながらもコツコツと続けてきた2年の間にも、沢山の方が始めて、そして廃業しています。

また、始められればまだいいものの、フランチャイズに加盟するだけして結局始められないか、始めても数ヶ月で廃業という例も沢山ある世界です。

トレンドだからこそ、回転もとても早いです。

上手い話だと思って始めたわけではない私ですが、結局は当初トレンドのものに乗っかった形になりますよね。

いうなれば上手い話に乗ったわけですね。

しかし、私はそんな上手い話に乗ったとしても、今もこうして2店舗営業することが出来ています。

これって、じゃあ、廃業してしまう人と何が違うんだ?と思いますが、多分、運です。

私は人より運が良かっただけです。

だからこそ、余計難しいですよね。

上手い話には乗った方がいいのか、やめた方がいいのか?

そこに裏があったとしても、それに乗ったことでさらに大きくなる可能性もあるかもしれないし。

こんなことを考えていると、最終的に「お金なんか無い方がいい」という結論に達するんですよね(笑)。

お金があるから上手い話にも乗れるわけで、お金が無いと乗れないんですよ。

私が昔、怪しいセミナーみたいなものにお金を遣ってしまっていた頃は、結構貯金があったんですよね、やっぱり。

今はもう運転資金でいっぱいいっぱいで、そんな上手い話に乗っている余裕も無いので、詐欺とは無縁です。笑

曲がりなりにも経営者なのにそんなことでいいのか?と思われるかもしれませんが、余計なことは考えず本業に集中しているのでいいんではないでしょうか?笑

私は師匠に「あなたはそのうち絶対に騙される!」と断言されているので、今後も惑わされず汗水垂らして働こうと思います!

ひとつ言えることは、多少の詐欺的なものに引っかかり、お金を失ってもあまり気にしなくていいのではないかと個人的には思います。

あとから詐欺だと分かったとき、とても悔しい気持ちになると思います。

私もそんなことは何度もあったので、手に取るように気持ちは分かります。

でも、多分言ってないだけで、挑戦している人はみんな何かしら多かれ少なかれ詐欺みたいなものには遭ってると思うんですよね。

特に、大きな成功を掴んでいるような方は桁違いにお金を失っていると思います。

私は「上手い話には必ず裏があるから絶対に乗っちゃダメ!」と全否定するような人は、何にも挑戦したことがなく無難に生きている人だと思うんですね。

だから、必ずしもそうだとは思わないし、塾考した結果「乗った方がいい」と判断し、乗った結果ダメだったら、またそれはそれで考えればいいのではないかと思います。

お金なんてまた働けばどうにでもなるし、落ち込まないでチャレンジをやめないで欲しいなと思います。

何目線?って感じの締めになってしまいましたが(笑)

少しでも誰かの気持ちが軽くなるといいなと思います!

そして、多分、これをご覧のほとんどの方より、私の方が若くして多くのお金を失っています。笑

こんな私みたいのでも、一応2店舗やれているんで全然大丈夫だと思います。

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