このページでは、当社の修理技術研修を受講され、実際に開業された方の例を参考に、開業時の費用がおおよそいくらかかるのかをご紹介しております。
5つの開業パターンをご用意しましたので、参考にしてみてください。
①会社員Aさん 男性 40歳のケース
中級ライトを受講
平日は会社員として勤務、週末・祝日に自宅の離れを店舗として活用して営業
内訳 | 費用 |
端末代 | 80,000円 |
パーツ代 | 200,000円 |
改装費 | 150,000円 |
店内什器 | 20,000円 |
ホームページ制作費 | 20,000円 |
看板代 | 100,000円 |
修理道具 | 10,000円 |
その他(駐車場代含) | 20,000円 |
総額 |
600,000円 |
平日は会社員として勤務し、週末と祝日に営業する「週末起業」を選んだAさん。 自宅の離れを店舗として利用するため、壁とクロスを張り替えたたので、改装費がかかっています。 また、受付や作業台、椅子等、店内什器を用意されたのですが、こちらはネットで格安で譲っていただいたそうです。 取り扱い機種を最小限に絞り、端末はオークションで安く見つけたため、初期費用は比較的少額に抑えられています。 店舗のホームページは自主製作したため、ランニングコストも最小限。
住宅街にある自宅を店舗として使うため、分かりにくいということで、看板にはそれなりにお金をかけて目立つようにされました。 また、車で来店の方用に、近所に1台駐車場を借りています。②主婦Bさん 女性 33歳のケース
上級(3日間)を受講
小さい子供がいる専業主婦。自宅を活用し、空いた時間に業務を行う
内訳 | 費用 |
端末代 | 150,000円 |
パーツ代 | 350,000円 |
ホームページ制作費 | 130,000円 |
看板代 | 50,000円 |
修理道具 | 10,000円 |
プリンター | 30,000円 |
古物営業免許取得費用 | 20,000円 |
その他 | 30,000円 |
総額 | 770,000円 |
小さいお子さんが居るため、外に働きに出られないということで「自宅で仕事をしたい」と当社研修を受講、自宅のリビングを活用して開業されました。 ご自宅のスペースに余裕があったので、ほとんど改装することなく、リビングをそのまま活用されています。 取り扱いはiPhoneX,iPhone8,iPhone7Plus,iPhone7,iPhone6S,iPhoneSE,iPhone6,iPhone5Sというラインナップ。iPhoneXが入っているので、パーツ代が若干かかっています。 ホームページの製作は当社へご依頼されました。→ホームページ制作 中古買取に身分証明書をコピーさせて頂く必要があるため、コピー機を購入。 BさんもAさんと同様、車で来店の方用に、近所に1台駐車場を借りています。
③自営業Cさん 男性 48歳のケース
中級を受講
輸入販売の会社を自営しているひとり社長。副業として、空いた時間に出張修理を行なっている。
内訳 | 費用 |
端末代 | 85,000円 |
パーツ代 | 150,000円 |
ホームページ制作費 | 5,000円 |
車に貼るステッカー | 10,000円 |
古物営業免許取得費用 | 20,000円 |
その他 | 30,000円 |
総額 | 330,000円 |
輸入販売の会社を自営されているのですが、新しい収入源を模索して、当社の研修を受講されました。 本業の空いた時間で出張して修理する「出張修理・買取」の営業スタイルを選択。 すでにお持ちの軽バンを活用したため、大きな初期費用はかからず。 取り扱いはiPhone8,iPhone7,iPhone6S,iPhoneSE,iPhone6,iPhone5Sというラインナップ。 主に出先で修理するため、難しい修理を受けない且つ取り扱いを液晶純正パネルのみにしたため、パーツ代も最小限に。 元々自社のホームページを自身で製作した経緯もあり、ホームページ制作費用もほとんどかからず。 修理のついでに買取も行うため、古物営業の免許を取得されています。
④自営業 D夫妻 38歳のケース
上級(5日間)を受講
地方都市でリサイクルショップを経営されているご夫婦。その店舗を活用して営業。
内訳 | 費用 |
端末代 | 200,000円 |
パーツ代 | 400,000円 |
ホームページ制作費 | 130,000円 |
のぼり旗、看板 | 30,000円 |
修理道具 | 10,000円 |
中古端末買取表の雛形作成 | 49,990円 |
その他 | 30,000円 |
総額 | 849,990円 |
リサイクルショップの店舗を経営されているご夫婦。その店舗を生かして、さらなる収益アップを目指すために当講習を受講。 本業が来店型の店舗のため、のぼり旗と小さな看板を作るくらいで、店舗の初期費用はかからず。 「故障品を買い取ったら自分で直せるようにしたい」というご希望があり、習った機種を一通り取り扱うことにされました。 そのため、端末代とパーツ代の費用が他の方と比べると、多くかかっています。 また「中古のアップル製品買取に力を入れたい」ということで、中古端末買取表の雛形作成をご依頼頂きました。→中古端末買取表の雛形作成 また、ホームページ制作も合わせてご依頼頂きましたので、その分の費用がかかっています。
⑤会社員 松島さん 27歳 女性のケース
オーナー・松島の場合
父が経営している会社の空き事務所を改装し、開業。(2017年5月)
内訳 | 費用 |
端末代 | 200,000円 |
パーツ代 | 300,000円 |
改装費 | 800,000円 |
のぼり旗、看板 | 50,000円 |
店内什器 | 100,000円 |
修理道具 | 10,000円 |
ホームページ制作費 | 20,000円 |
古物営業免許取得費用 | 20,000円 |
その他 | 50,000円 |
総額 | 1,550,000円 |
元々父の会社で使用していた事務所が移転したため空いたので、そこを店として活用することにしました。ただ、そのままでは店舗としては使用できなかったので、大幅な改装を行う必要がありました。そのため、改装費に大きなお金がかかっています。 また、店舗として必要な受付デスクや作業台、待合所の椅子、さらにパーツをしまう棚やプリンターなども購入しました。(店内什器) 取り扱い機種は、当時最新だったiPhone7を始め、iPhone6Sプラス,iPhone6S,iPhone6プラス,iPhone6,iPhone5S,iPhone5C,iPhone5。 自分が習った機種はすべて取り扱うことにしたため、それぞれ端末とパーツをひと通り用意しました。 ホームページは自主制作したので、安く抑えられました。 “その他”の費用項目には、観葉植物や金庫、駐車場代など、細かいものが色々と含まれています。
いかがでしたでしょうか?
「開業資金はいくら必要ですか?」という質問をよく頂くので、シミュレーションを作ってみました。
費用をご覧いただくと分かる通り、開業時の大きな費用は「店舗」と「端末・パーツ代」です。
(”どうして修理するだけなのに、取り扱いの機種の本体を購入しなければいけないんですか?”というご質問を頂くのですが、修理前にお客様に出すパーツの動作チェックを行わなければいけないからです。)
開業例5つより自分に当てはまる状況、もしくは近い状況を探して頂き、開業資金の参考にして頂ければ幸いです。